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どうもこんばんは、まさかここにきてにんじゃのたまごに撃墜するとは思ってなかった山崎です。(まじで?)(まじで!)

えっと、いつもの業務連絡から。
六日の段階でお振り込みが確認できたものは全て発送済みです。何件かこちらから振り込みをお願いしている期間をオーバーしているお申し込みがございますので、このままご連絡がないようでしたらキャンセルとさせて頂きます。
TNがほとんどないです。他の既刊はまだまだありますので、どうぞ宜しくお願いします。

ということでえろい教育テレビはにんじゃのたまごも扱うことになりました。なんて罰当たりなサークル名っていうかサイト名って言うか!
近頃気付いたことにオンに掲載できるような短めの話なら割とさっくり書けるので、ちょうど三月を境に八月までイベントが開きそうな人はせっせとオンラインに小説を上げていこうと思います。
その八月ですが……えっと……夏祭りにんたまで申し込みました。土井きりです。
腐って早十年と幾とせ、最初の頃に(もしにんたまなら土井きりだけどきりちゃんまだ10歳でしょーむりむり)って思っていたはずの私をぶちのめしてくれたのが年齢操作という概念でした。くそう、腐女子にはまだまだ知らない土壌が溢れている。

鉄のサイトの方は拍手変えました。えろい教育テレビも早めに拍手変えます。
それから宣言してたとおりジャンルごとに分けたtwitterSSSログ庫つくりましたが、ジャンル跨いでるのとか根本的にジャンル日頃扱ってないよっていうのがたまにあるので、ブログにログを掲載するのは続けていこうと思います。



あなたの弟になりたい、後輩は目を閉じる。理由を問えば、家族なら、いくらでも共に在れる、なんて。甘い色の髪に指を通す。弟とこんなことはできない、それに自分たちも家族のようなものになることもできる。不器用な言葉しか吐けないが、彼は戸惑ったように笑って、潮江先輩は大胆ですね、と言った。
(文三木、兄さんの日)

兄、というには気恥ずかしさが勝る。平成に生まれた長堀や今里筋にはむしろ自分たちをまとめて兄「達」であり、四つ橋が御堂筋を兄に見立て甘えるのなんて無理だろう。それでも、無邪気に彼に飛びついて笑えたらどんなにか幸せか。すれ違った大国町で、自分は彼を無愛想に、御堂筋、と呼ぶだけだけど。
(御堂筋四つ橋、兄さんの日)

彼は兄なんかじゃない、京浜は口にせず、奥歯を噛む。自分がこんなに強く心引かれる理由が兄を恋う気持ちなら、それはかえってどれだけ背徳的なものか。まるで神に祈るかのようだが、それにしては俗っぽい願いを持ち合わせた自分はほんとうに下賤。妹として笑うのは、兄を兄なんて扱えないからなのに。
(東海道本線京浜東北線、兄さんの日)

キャラクターの耳なら見慣れているのに、性的な遊びのための玩具をつけた京葉を見るとたまらない。しかも、本人が普段のあの耳と区別していないのがまずい。差し向けたのはおおかた宇都宮だろうが、武蔵野、と普段の声で呼ぶ赤毛に黒耳の猫は、自分がどれだけ甘いのか、もう少し自覚を持った方がいい。
(武蔵野京葉、にゃんにゃんの日)

子猫なら、まだ甘えたい年頃だというそれだけでごまかせる。だが目の前に跨るのは十四の色を知る猫、その色を教えたのは全て自分だが、使いこなすのは彼だ。何の実験をしているのか乱太郎をあとで一度とっちめなくては、ああでも。せんせぇ、なんて甘えた声で猫が喉仏を舐め上げて、正気でいられない。
(土井きり、にゃんにゃんの日)

黒い髪に敢えて僅かに茶色くくすんだ耳を生やした乱太郎の選択に、土井はいつのまに自分の趣味が見透かれたのかとぞっとする。先生こんなのが好きなの?自棄を起こしたきり丸は、頭巾を投げ捨てて、器用な尻尾が押し倒された土井の膝頭をくすぐる。困ったことに、悪くない、寧ろ、とても撫で回したい。
(土井きり、にゃんにゃんの日。乱太郎さんが保険委員長になった頃です)

良い出来、とパチュリー様は言うけれど、耳と尻尾は人間にありえませんわ。おそるおそる声を出せば、にゃあ。これではメイドの仕事もできません、にゃあにゃあ。咲夜、いる?って遠慮のないレミリア様がノックなしに図書館の扉を開ける。1日玩具になるだけの私は、それでも瀟洒に、にゃあ、とお返事。
(レミ咲)

赤茶けた髪を強い風になびかせるたび、その傷んだような色味に逆らうような滑らかな光り方をするのがとても好きで。だから京葉は晴れた空の下で笑っているのがいい、あわよくば、武蔵野、と呼びかけて、狸寝入りの俺に近寄って首を傾げてくれるのがいい。きらきら、眩しいくらいが、彼にはよく似合う。
(武蔵野京葉)

故あって二人しかいないことを差し引いても御堂筋が好きだった。彼とならば何だって出来ると思っていた。けれども、地上から響く警戒音、走る車体の音、地下に二人取り残されるようで怖くなった。だからお前は知らない、「四つ橋、俺がおるよ」その言葉が今に至るまで残した、俺の甘ったれた小さな手。
(御堂筋四つ橋、四つ橋開業すぐの頃)

小さな手が服の裾を掴む。振り向いた彼は今と変わらない見た目で、にこりともせず、手を払いのけることもしなかった。どうかしたか、どうもしいへん、可愛い声も出せないのは今も変わらない。地下に響く轟音が怖かった。地下鉄なのに反響音が怖いなんて言えなくて、ただ彼の服を掴むので精一杯だった。
(御堂筋四つ橋、四つ橋開業すぐの頃)
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