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どうもこんばんは山崎です。
十忍十色のスペースがほんとに来てちょっと震撼してます。
いやまあ、来るよね、申し込んだもんね。
ちょっとこれまたこう、本出せるのかな、って思いつつ、
なんだかんだきり丸が可愛いので出ると思います。
今日ちょっとずっと脇? 腕? が攣りっぱなしで
何をやるのにも二の腕って使っているんだなぁと実感してます。
一旦風邪引いたりしましたが、まあまあ元気です。
健康が一番仕事に役立つなと思う今日この頃、
喉は大事にしようと思いました。

ってことで(?)殆どにんじゃなついった小説ログをおいていきます。
次は入稿できたお知らせをしに上がって参りたいものです。


金吾、と喜三太が甘い声で呼ぶ。自分の掌に食い込む爪を立てないと、躊躇う手が彼を選んでしまう。許されるならば手に手を取って、情けなく泣きながらでもいい、抱きしめてそれ以上。ねえ二人でいたい、縋りくる彼の手は今も小さいまま。この体と同じだけ心が成長していたなら、連れ去れるのか、君を。
(金喜、映画見て出てきたのがこれ?)

人前でキスとか、人前でなくてもそんなん、思わず叫ぶ。飄々とした御堂筋が、キスしたくないん、と言いながら、取り落とした紙を一枚ずつ拾ってくれた。遅れて、自分でも紙を拾おうと差し伸べた手に手が重なる。御堂筋の手が、と思うと体温が上がる。どしたん、淡々とした口調に滲ませた余裕が悔しい。
(御堂筋四つ橋、南港さんの誕生日まんがからその2)

呼んだやん、言われて、眩暈。南港に呼ばれ、真っ当な用件でないのを察して、来てしまう御堂筋の生真面目さに呆れた。彼女がいない隙に事情を話す。呆れ顔の御堂筋に、プレゼント買いにいこか言おうとした。が、別にキス位したるのに、真顔で言われて、四つ橋は手にしていたものをすべて取り落とした。
(御堂筋四つ橋、南港さんの誕生日まんがからその1)

いけないよ、伊助の手が庄左ヱ門の肩に触れる。こんなの、まだ僕ら、声は口吸いに消える。駄目だと言って、制服ごと肩を掴んだ伊助の手は庄左ヱ門から離れない。やめたい?聞けば伊助は黙る。僕は、伊助が大事だから、君が欲しいだけ、念を押せば肩に縋る手に額を寄せて、僕だって君が欲しい、甘い声。
(庄伊、初書きで「落花流水」の習作)

あたしが好きな人は、しなやかに高い声が歌うのが聞こえる。茶色い髪なんか好き放題に伸びて、髭を剃るのを忘れて、でも兎に角あたしに優しい。怒るときも、悲しむときも、あたしを考えてる。だからあたしはあの人以外に靡かない、他の男の懸想を断るきり丸の声が浮かれていて、恥ずかしいのはこっち。
(土井きり、女装はいつだって浪漫!)

自分を律しないならば人の形を取る必要はないし、人として生きるならばある程度の我慢をせねばならぬ。畳み掛けたら、そんなことを、と伏せた顔を勢いよく上げたきり丸に言われる。いま、先生に言われても、説得力ないし無理。その細い肩を私の両手で掴まれて、腕を私の腰に回して、潤んだ目が近づく。
(土井きり、先生ったらだいたーん)

鳥兜の味が知りたいと留三郎が言う。いま手元にあるよと伊作は答えた。君が恋うのは何、と聞くと、毒の味、と答えられた。授業で毒見したじゃない、問い詰めたら、彼は僅かに明後日の方向に目線を投げる。お前に治療されたい、なんて言う彼は、少しくたびれているのかと思いながら背に腕を回してやる。
(食伊、初書きで伊作を余計見失った)

真っ直ぐに向き合おうとするその姿勢を好ましく思うが、真っ直ぐすぎるのは手に負えないのだと滝夜叉丸はしみじみ思う。向かい合って座ったまま両肩なんて掴まれようものならどこに逃げ場があるのか。七松先輩、おそるおそる呼びかけると、その性質と裏腹な優しい額への口づけ。前門の虎、後門の狼か。
(こへ滝、64書いてみよう第三弾。獣っつらして紳士)

価値なんてものに価値がないのだ。ただ好きか嫌いか。だから綾部はひたすら穴を掘るし、彼が美しいと思った仙蔵に甘える。そうやって彼に選ばれるように仕向けたのは仙蔵自身だ。だから気分が良いし、時々怖くなる。先輩、仙蔵にだけ分かる微笑を刷いた口元が同じ形で、自分を裏切る日が来る気がして。
(仙綾、64書いてみよう第二弾。厨二臭がすごいカップリングだと思っている)

雨の匂いがする、なんて縁側から空を仰ぐ三木ヱ門が言った。火器に凝る者らしく、彼は辺りの水気に敏感だ。他の後輩を帰らせて、それで、彼が言うから雨が降るのだろう。じゃあ鍛錬も、可愛い武器の手入れもできないな、笑えば、先輩はどうなさるんですか、なんて言って後輩はまあるい目を細めて笑う。
(文三木、64書いてみよう第一段。三木ヱ門が雨に敏感なのは前髪の癖毛のせいとか良いと思っている)
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